キャリアコンサルタントとしての三橋久美子(みつはし くみこ)さんの温かい人柄と豊富な経験が際立つ今回のラジオ放送。彼女が歩んできた道のりは、専業主婦からキャリアを重ね、多くの人々の相談役として支え、現在はキャリアコンサルタントとして独立するまでの数々の挑戦に彩られています。
彼女の活動は、職場でのキャリア支援を超え、個人の「仕事とプライベートの両立」をサポートする新しい事業「マイキャリアコンサルタント」にも及んでいます。これにより、キャリアやプライベートに悩む幅広い年齢層に向けたアドバイスを提供し、一人ひとりが自分らしく働ける社会を目指しています。
三橋さんが掲げる信条は「熱血キャリアメンター」。ただ単にキャリアの相談に乗るだけでなく、相談者の心に火を灯すことを目標にしています。その背景には、彼女自身が職場で数々の困難や変化を経験し、柔軟に対応してきたからこそ生まれた深い共感と理解が根底にあります。ラジオのインタビューの中でも、企業と長く信頼関係を築き、時には企業の人事担当者と連携しながらキャリア支援を行う様子が語られており、三橋さんの手厚いサポートと誠実な姿勢がリスナーにも強く伝わってきます。
さらに、今後の展望として、「エンディングノート」を用いた高齢者向けキャリアデザインや人生設計の支援に挑戦していくことも明らかにされています。これは、将来を見据えた「終活」に関心を寄せる多くの人々にとって新しいキャリア相談の形を提供するもので、特にお子さんがいない、もしくは疎遠な方々が対象です。人生の後半に焦点を当てたこのアプローチは、人生設計の観点からキャリアコンサルティングをさらに進化させるものといえるでしょう。
このラジオ放送を通じて、三橋さんが多くの人に支えられながら、誠実にキャリアコンサルタントの道を歩んでいることが感じられました。彼女の豊かな経験と熱意が詰まった話を聞いて、自分のキャリアや将来に向き合うきっかけとなり、「人生の道しるべ」を探している方には心強い味方になることでしょう。