一般社団法人フェムメンズクラブの東谷篤信(ひがしたに あつのぶ)さんを迎えた今回の放送では、フェムテックの可能性と社会に向けた東谷さんの情熱が存分に語られました。美容業界でのキャリアを経て、フェムテックという新しい分野に飛び込んだ東谷さん。その動機は、ただビジネスとしての成功を目指すだけではなく、「女性の健康課題を通じて社会全体の意識を変えたい」という強い思いでした。
東谷さんは、美容メーカーでのキャリアを捨て、44歳でフェムテック分野に挑戦。彼は女性が抱える「生理痛」「PMS」「妊活」といった日常的な悩みや課題を男性にも理解してもらいたいと願い、この分野に参入したといいます。フェムテックの展示会での衝撃的な出会いがきっかけとなり、自分の娘をはじめ、すべての女性が生まれ持つ体の変調を理解しサポートする文化を築きたいとの決意が固まったといいます。
東谷さんは、企業からの支援やフォロワーとのつながりを築くために、SNSを積極的に活用。インスタグラムを中心に活動し、応援してくれる「本当のファン」を大切にする姿勢でファンを増やしています。彼の活動は少しずつ認知され、フォロワーたちの間で確実な信頼関係が生まれています。また、ビジネスを進める上での苦労や、周囲からの支援の難しさについても素直に語りつつ、それでも前進し続ける東谷さんの姿には、多くの共感と勇気を得るものがあります。
「フェムメンズクラブ」という名前には、性別や年齢にとらわれず、多くの男性にもフェムテックへの理解を広めたいという願いが込められています。東谷さんは、自分の事業を通じて、男女がより理解し合い、協力して社会を作り上げていく未来を描いています。そして、その未来には、自分の娘や次世代の女性たちが、健康とキャリアを両立できる社会が広がっているはずだと信じています。
フェムメンという新たな言葉と共に、日本にフェムテックを根付かせ、社会を変えようとする東谷さんの活動。この放送を通じて、彼の思いと活動の意義を多くのリスナーに感じていただけたことでしょう。
◆FEMMENS CLUB https://www.gaap0101.jp/